2010年4月13日火曜日

絵里「胸が痛くなるの」

あなたがどれだけ強く私に愛情を見せてくれても私はあなたのその愛に応える事ができないような気がして胸が痛くなるの。

「君が僕の愛情に応えてくれなかった時なんか一度だってないよ。」

でも、私、私、あなたとキスもできないわ、手を繋いであげる事もできないわ、あなたを男性として素敵だとも思ってあげられないわ、
それでも私、あなたを嫌いになんてなれない、どうやって愛してるって事をあなたに伝えればいいの?。

「君が踊るだろ、寝ぼけ眼の君が朝起きてくれてこの会場にやって来てくれて、そのかわいい髪の寝癖を直して、鏡のまえで着飾って、素敵にかわいくなってステージに出てくるだろ、そして君は踊るだろ、歌うだろ、ネイルを赤く塗ってる指がマイクのうえで踊るだろ、瞳が濡れて、最後の方で、君の剃りすぎた眉毛なんかも見えてしまうだろ、そして君は微笑むだろ、それでいいんだ、それだけでいいんだ。」

でも、踊っても踊っても踊りたりないの、歌っても歌っても歌い足りないの、あの天井を破ってしまいたいくらいに大きく歌うわ、身体だって私のじゃないみたいに強く、強く、でも、もうどうしていいのかわからないの、あなたたと会う日は毎夜、最後のライブの日みたいになるの、

「抱きし合うかわりに、キスするかわりに、エッチするかわりに、恋人になるかわりに、君と一緒に踊りたい。」

僕らの互いの愛情に名前がつけられないならそれでもいい。。アイドルとファンって言葉ではもうかたづけられないならただ熱を感じ合えればいい。

愛ちゃんは男のファンの人たちは女の子ファンに負けないでと言っていた。

2010年4月12日月曜日

正気を嗅ぐには

2010年4月10日土曜日

すっぴん

愛ちゃんはすっぴんだ。
ハワイのあの写真が鐘の音だった。
あの瞬間からずっと俺は愛ちゃんのすっぴんのような感情を仕草をずっと浴びてしまった。
愛ちゃんはすっぴんだ。
あのきめ細かく凛としながらも幼く灯るお顔の肌の裸の美しさよ。
愛ちゃんはすっぴんだ。
福井でそれは臨海を越えていた。
愛ちゃんの心が仕草が瞳のそのすべてがすっぴんだった。
愛ちゃんはすっぴんだ。
ラジオの声も、
愛ちゃんはすっぴんだ。

さゆのすっぴん。
ガキしゃんのすっぴん。
れいなちゃんのすっぴん。
娘。たちはライブが終わるとすぐに化粧を落とすと言う。
あれはなんの曲のPVだろう、娘。たちが鏡のまえでメイクしてもらうんだ。
アイシャドー、睫毛に付着する繊維、頬に注したピンク。
娘。たちはライブが終わるとすぐに化粧を落とすという。

愛ちゃんはすっぴんだ。

驚くことにこの世界に住むどの女の子たちよりも娘。たちはすっぴんでいる。
すっぴんの姿をお顔を俺たちに見せてくれる。

さゆはすっぴんのまま渋谷をみっつぃーとデートしていたそうだ。

愛ちゃんはすっぴんだ。

れいなちゃんのすっぴんはまるで幼さの限界のようだった、それ以上、れいなちゃんが、あれ以上れいなちゃんが幼くなってしまったられいなちゃんが壊れてしまうんじゃないかって思った、だから抱きしめたかった、食欲旺盛で育ち盛りの少女たちの身体がそれでもふくよかさを抱かないように、れいなちゃんの幼さはれいなちゃんのすっぴんのなかで永遠に消え入る事のない光できらめいていた、この世の女が化粧をする意味とはまったく違う意味で娘。たちは化粧をしているようだった、れいなちゃんにはその意思はないだろう、けれども、れいなちゃんは化粧で幼さを隠していたのかも知れなかった、愛おしかった。

化粧を落とした娘。たちは誰もが幼くなってしまった。

愛ちゃんはすっぴんだ。

ガキしゃんのその写真はかわいいとは言えなかった。ガキさんはその前日お酒を飲んでいた。ガキしゃんはむくんでいた。
それなのに俺たちはそのガキしゃんのお顔を見てかわいいと思った。「ガキしゃんがすっぴんでしかもむくんでる。たしかにかわいいとは言えないなぁ、あの俳優に似てる、ガキしゃんが前日お酒を飲んだからだろうね、ガキしゃん、ああ、ガキしゃん。」


この国の女である以上は、隠すことも嘘をつく事も美しい美徳のはずだ。。。。
深夜に更新されるさゆのブログのさゆの言葉に添えられた自分撮りのさゆのお顔がすっぴんで、さゆが言葉以上に、さゆの肌がなにひとつ嘘をつかずに俺の眼球から心に染みいる時、俺はさゆを抱きしめたくなる、さゆは言葉以上の告白を深夜の眠る直前の肌で伝えてしまう。

愛ちゃんはすっぴんだ。

6期のMCは彼女たちの言葉と俺たちの心との合間になにひとつフィルターを通さない、娘。たちは俺たちに解って当然だとでも言うように娘。言語を多用してくる、その言葉は日本語でも乙女語でも最早ない、原型を留めてはいない娘。たちによって精製された言語だ、俺たちに翻訳家はいらない、娘。たちと俺たちだけしか意思の疎通ができない言語で6期は喋る、娘。たちと俺たちはもうどこまでも孤独だった、無人島ではないこの地上で俺たちは娘。たちと無人島だった。

愛ちゃんはすっぴんだ。

愛ちゃんが汚い言葉を使った。

愛ちゃんが泣いてしまった。

愛ちゃんがエビ反りハイジャンプ投げキッスをしてくれた。

愛ちゃんがかわいい顔を歪ませ爆笑していたい。

愛ちゃんが一緒に年(歳)をとっていきましょうって言った。

愛ちゃんが微笑んでいた。

愛ちゃんの声が幼女のように高く幼くなっていった。
愛ちゃんの口調が愛情にとけて砂糖のように甘くなっていった。

愛ちゃんが化粧を落とした。
愛ちゃんが水を飲んだ。
愛ちゃんが、
愛ちゃんが、

自己紹介

Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!