2008年9月16日火曜日
久住小春 - Koharu Kusumi
俺 あんなお嬢さんっぽい女の子がおれらみたいに農作業なんかできるわけないらぁ〜!!!
おっかん せっかくリゾート避暑地じゃなくてこんな田舎に来てくれたんだから歓迎しなさい!
俺 わかってねえなあ。。。そこがウザイってんだよ。。。今の世の中じゃあ、お嬢さんたちにとっちゃよ、
田舎こそもっとも豪勢な体感アミューズメントパーク扱いなんだよ!!!おれたちゃなあ、なめられてんだぜ!!!!
弟 でも、なんかすげー準備満々なかっこして田んぼにもう現着してたぜ、暇つぶしにしちゃあかなりマジっぽいぜ、
もしかしたらあれは米を知ってる子かもだぜ?
俺 !!!!!、バカ野郎!!おれの方が先にあの子に米の匂いを認めたんだぜ??わかってるよ。あれは相当な米っ娘だぜ。。。。。ちきしょう。。。おれちょっと田んぼの様子を見てくる!!!!
兄 お嬢さん、ワンピースとサンダルが汚れてしまいますよ。。。
おやじ 近頃の若いお嬢さんにしては度胸があって頼もしいですなぁ!!!
小春 大丈夫です!小春できます!!すごいできます!(スコップブンブン)
華奢な身体を一切大事にしない無邪気な仕草にワンピースの裾が耐えきれずに揺らめいた、稲の草音をも黙らせる小春の美しさに、
農夫共は沈黙でしか讃えることができずにいた
さがしものはなんですかぁ〜っと みつけにくいものですかぁ〜っと(嫌みな歌声とともに憎たらしく俺が登場)
俺 ふん!、そんなかわいいかっこで農作業しようなんてさすが都会っ子はあまちゃんだなぁ!!!しかもキンピカスコップってか!この土地じゃぁどこを掘ったってあんたが喜ぶようなイケメンも宝石も埋まっちゃいねぇえええぜ!!!!!
小春 !!!!。。。違う!!!!そんなんじゃない!!!!!米!小春だってできるもん!絶対これ!できる!(スコップ放り投げ稲草原に踏み入れ掃除をはじめようとする)
俺 お嬢ちゃんよ!米を作るって言う事はなぁ命を育てるって事なんだぜ!!!!!なぁ!!ピッピ!!!(雑草を食べてくれるヒヨコたちに同意を求める)
俺 こうやってよ、ピッピたちと、田んぼと一緒になんなきゃいけねえんだぜ!!!!そのかわいい顔に泥化粧できんのかよ!!!!!(タンクトップを脱ぎ捨て小春を凝視しながら田んぼに顔面からダイブ!)
小春 。。。。。。。小春もできる!(大きな瞳を輝かせワンピースを脱ごうとする)
ワンピースと小春の肌の透き間に稲の緑の光線が反射したのを泥のなかから俺は見てしまった
俺 お、お、おい!、待てよ!、脱ぐ、脱げ、それ以上脱ぐなぁ〜〜〜〜〜!(泥から這い上がり脱ぎ捨てたタンクトップを小春に手渡す。。。)
小春 あ、ありがとうございます。。。(途中まで脱いだワンピースの上からタンクトップを着る小春)
稲の無数の緑が小春の肌をつたってその大きな瞳のなかでひとつにざわめいていた、やがて、緑のざわめきの奥から瞳だけが強く輝いた、
緑の光線がつたり照らした小春の肌には泥の水玉がいくつも付着していた、
泥塗れの農夫は稲の緑の奥底で輝いた瞳と彼女の肌の泥の水玉の美しさにすべてを射抜かれたように、身動き一つ取れなくなってしまった
、何も言い出せない事に、まるで小春の肌に吸い寄せられた泥の水滴のように、己のすべてが、生まれながらの悪態さえもが、小春に吸い寄せられてしまったかのようだった、苛立たせ恨ませるこの土地の憎んでも憎み切れない泥が、小春の肌のうえでもう乾き、穏やかに灰になって風に浚われていった、小春の肌に泥水滴の最後のひとつが乾き切るまえに、小春から逃げ出さなければいけなかった、小春のほっぺの熱が、この土地そのものを蘇生させていた、泥が乾き切るまえに、逃げなければ、
ピッピ ピ!ピ!ピッピ〜!
俺 。。。。。。せっかくかわいいワンピースが台無しになっちゃうぜ。。。それ臭いけど、やるよ。。。おれは認めねえけど、ピッピが認めたみたいだぜ。。。
小春 。。。。ピッピ!
おっかん あんた!、さっそく!小春ちゃんに言い寄ってるだら〜!!
俺 うっせぇくそばばぁ!!!!!、ちげえぇよおおおおお!!!!!!ピッピ!そいつはまかせたぜ!わけぇ女が田んぼにいっとなんか花畑くせぇな!!!!!まいっちまうぜ!!!。。。。花みてえなおまえのせいだぜ。。。(ダッシュで他の田んぼに向かう)
弟兄おやじ 小春ちゃんか。。。天使みたいだらぁ〜。。。
俺 稲共よ。。。とうとうおれの人生がはじまっちまったみたいだぜ。。。もうおまえたちだけにかまってやれねかもよ。。。ふん。。。小春か。。。あれはやべえぜ。。。
農夫は生まれてはじめて、まだ生きている稲を引っこ抜き、それを空にぶちまけて、笑い転げた
自己紹介
- phrase
- Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!