2010年6月25日金曜日

6/25

この世界のあらゆる輝きが俺にとってはほとんどどうでも良くなってしまう事は肉体が魂が消え失せる事のように直接的ななにかの死だ。
何もない。空洞ですって歌う曲があったが空洞さえない。
時が早く過ぎて娘。たちに会える日がまた来るのを待つしかない。
握手会というのに行ったが彼女の存在の恐ろしさを目の当たりにしどう足掻いてもこの生命と一緒に暮らし過ごせる時間などもって5分だろうと思えた。残酷なまでの輝きであり、どこまでも優しい別れの瞳だった。彼女の美しさをまえにして、いつも現場でなんて無様な容姿をしている生命体共だと軽蔑していた輩が、優勢なる思考と話術によって、彼女を喜ばせている場面を見てしまったのなら、ああ、俺は、この人たちに一ミリも及ばないのだと思えた、彼女に素敵な言葉も励ましも笑いもなにも捧げてあげられないのなら死んだ方がましだと彼女の瞳と手の感触と小ささに謝っても、もう、すぐに彼女は俺ではない次の男と笑いながら会話をしていたその音が俺のなかに強烈に痕をつけた。こうした俺の、この世界においての女との関わり方が狂ってしまっているならば、それでかまわないのだけれど、はじまりもなければおわりもない、すべての感情を自身だけで増幅させ壊死させ蘇生させ、彼女の光を勝手に真に受ける俺が、最後まで勝手に、独りよがりに、身を滅ぼすだろう事は目に見えてる。服など囚人服でかまわないだろ、飯はいつも同じパンで、映画だけは素晴らしいものを、他を犠牲にしている実感もないから、なにかひとつに夢中である喜びも実感もない、はじめからなにも選んではいないのだ、くだらない、なんて、あからさまな放棄、そうだ、ただ、いつまでも眠っていたいのだ、
なるほど、そう頷く、くそって舌打ちしながら、病魔に冒されてゆくように恋が全身を占拠してゆく、彼女を抱きしめるか、彼女に殺されるか、とりあえず、生身の彼女に会えなければ(見つめる事ができなければ)死んでしまいたいと今すぐ消え失せてしまいたいとまで思う夜がほとんどになってきた事は、なにかの宣告をされたかのように、自身によって、逃れられないなにかに至ってしまった事を自覚しながらに、この先は、彼女によって恋を終わらせられるか、俺が愛情に我慢できずに朽ちてすべてを放棄してしまうか、ただ、彼女にまつわるきょうという日にうなされてゆくだけだろう、俺と彼女に残されたのは彼女が輝くという事実だけな気がする、俺は、俺はそれでいいと想いながらも、俺も連れてってほしいと願ってしまう、傍でなくてもいい、最前でなくても、7列が駄目なら、18列、それも駄目なら最後列でもいい、おまえがそこに存在するって事がわかる距離におれをずっと居させてくれ、俺を捨てないでくれ、彼女の輝きに木っ端微塵になってゆくだろう、だから、俺が近頃おかしい、思考も発言も筋が通っていない、狂ってると思う人たちの認識は間違ってはいないのだ、恋が狂気に脅かされる季節がやってくる、たぶん、俺を試しにやってくるだろう、夏の審判光線に塗されて、彼女を愛する俺の魂が真実かどうか、苦しみに虐殺されずに愛してゆけるか、恐ろしい症状が襲いかかってくる、今すぐに会えないならこんな世界ぶっ壊れてしまえばいい、そうやって、花の代わりに呪いを食らう、彼女に謝らなければいけない事がうれしいのだ、舞台のうえで男に抱かれる彼女が俺のすべての激情を黙らせ程に美しく愛らしい小さなひとりの女の子である事が咲いた瞬間を呪った事を、彼女が大阪に居る事が我慢できない、死んでしまいたい、お金がない、イケナイ、死んでしまいたい、あと何回彼女は抱かれるのだろう、死んでしまいたい、劇ではなく、実際に、彼女が他の男に抱かれているとしたら、死んでしまいたい、どんどん俺は加速してゆく、俺は染まる染まる君を愛する君を欲しがる結晶に、魂が肉体が蒸発してゆくみたいだ、空さえも俺の兄弟になる、殴る、抉る、暴く、それでも、最後の砦のように俺の生命は彼女だけに正常さを残して、また、飽きもせずに彼女の写真やらDVDを見るのだ、何度でも恋ができる、何度も嫌いになれる、俺は、彼女に、毎秒恋をして、毎秒さよならを言う、彼女は、ただ、輝く、

自己紹介

Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!