2009年1月29日木曜日

一瞬だって気が抜けない、それはもうほとんど脈略なしのあらゆるところに咲いちまってる、
湧き出る源流が目に見え触れられるようにわかる瞬間を、知っている瞬間をなぞるような安堵も、
信じたがる神話の蘇生の瞬間も到達できないような、
なにも佩びない純粋な神話だけが永延存在してるその時間だ、それも、あるべき場所にあるんじゃない、
唇に歌があるんじゃない、その境界線も存在の所定も、
純粋が出現するべきではない瞬間に奇跡のようにひょこっと顔を出す、



捨てられない感情を視界の呼吸困難で救い上げようとせがむ僕に君はあの頃と同じように、絶対の冷たさで通り過ぎていった、
早すぎた絶望が遅すぎた欲情を覆い尽くしてしまうなんて、そのほつれてゆく感覚まで、美しさに噛みきはじめるだろう、

彼女たちが、その肉体を

彼女たちがあらかじめ決められ創造された物語や言語や仕草の、
なかにその命ひとつで飛び込む時、
世界観の本来の正しさは奇跡的に大きく揺らぎはじめる、
初めから死んでしまっているような世界観にあっても、
娘。が歌い踊る時、原形の跡形はない、


手話的な意味をあつらえたはずの振り付けさえ破線する肉体の連即に
激情に駆られた憎しみの恋沙汰の言語、
攻撃的なリズム、野蛮で粗悪な幸福、
目に見えるこんなにも生々しい肉体は、さゆにそうさせるさゆの肉、絵里ちゃんの引力、
Dさんが言うれいなちゃんのヒップワーク、
しかし、それらと同じくらいに、見えるはずのないとんでもない力がずっと見えているという実感、
これはなんだろう、乙女の血潮、なんだろう、実像、なんだろう、霧、娘。が見えている、
まるで、さよならと言っているのにハローと言っているみたいに躍動してる、

ブログ アーカイブ

自己紹介

Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!