2010年9月30日木曜日

絶対絶命です、この、この女の子のひとつの呼吸で心臓を握り潰せる、すべての感情を闘わせろ、なにが残る、なにが残った、なにも残らないはずの焼け野原に、この無様な鼓動と、彼女の姿、崩れ落ちたはずの血と見殺したはずの人間呼吸だけが吹き勇んで、その霧の奥のずっと向こう、命の水平線、女の子、彼女、ちくしょう、ちきしょう、ずっと生死の境にいるみたいだ、優しく微笑む君と、俺を突き放す君が、同時に一斉に襲ってくる、甘い言葉も酷い言葉も、俺は愛の言葉の在庫をとうとう切らす、意味がなくなる、色がなくなる、鼓動がなくなる、それでも、それでも、君の肌が撃つハッカの香りでラリってコロ助なり、なりなりっておまえの胸に甘えて闇が砕けた、毎秒、なにかを新たに患ってその度におまえの美しさで鎮める、裂け目から射し込む本日って奴の洪水が、呼吸を切らさないその正常白衣連呼兵士どもの区域からの汚水が聖歌を運んで洩れてくる、防波堤はとっくに砂糖菓子になって乙女たちが食い荒らした、彼女たちの甘い唾液と優しい声でこの地面はとっくに冠水していた、。。。。。。。。。。。。。。。。、出会った愛する若者が水域と言った、彼の言う水域を俺は真に理解する事はできないかもしれない、ただ、水域?、水域?、なるほどなり。。。俺は奴の言葉を胡麻せんと緑茶で噛んで食って血にした、水域、水域。。。。俺の水域イメージ発火はこうだ、「唇の高さまでとっくに越えて、鼻の穴まで塞ぎにかかる、水面に漂流する鋭利なガラス片が見開いた俺の瞳に突き刺さるかもしれない、世界の終わりの日みたいにその水域の水面には花も兵器も女の子も歌も言葉も物語りも詩もなにもかもが途方なく凪がれてる、一瞬だけ、ある瞬間、その一瞬だけ、水域そのものが静かに消えてなくなる、一瞬で水を奪われたその穏やかな地面に俺は両足で立つ、消滅した水面、さっきまでの水域に寄り添う事のできなくなったあらゆるものが地面に墜落して命を落とす、水域さえ無くなるその瞬間に俺は、俺は、なにをこの両手で掴む、なにを抱き抱える、水浸しの肉体で、再び生まれた重力に落ちてゆくそのなかで、俺はこの肉体と魂でなにを抱き抱える、水域、水域、今、この魂がそれでも呼吸する場所」、時折、地面が揺らいで、地震だって思う時があるよな、そういう時は決まって、かならず、揺れているのは世界じゃなく、地上じゃなく、俺だけなんだ、俺震度、俺地震、俺だけが彼女に震えていたんだ、

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Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!