2010年9月1日水曜日

まただ、油断すれば俺は彼女の心臓の傍らに俺の心臓を移植してしまいそうになる、彼女の動脈と俺の動脈を繋げて一緒の血でって、駄目なんだ、彼女のOKが永遠に出ないことに狂喜しろ、俺の創造という触手も彼女に触れる事はできないはずだ、ずっとこの距離を愛せればいい、男のスタッフが撮ったという彼女の写真を2枚見たが、そこにいる彼女の瞳がどこか悪戯に輝いていて、俺は絶望した、こんな瞳をきっと、俺は永遠に彼女に許してもらえないだろうと思った、握手会で彼女はいつもまるで俺が最期の日を迎える老人でもあるかのように優しさだけで鎮まった瞳で俺に瞳をくれる、いつも優しい瞳を、おまえの乙女が怒って青黒く口火って赤くざわめく瞳の虹彩の一部始終を知りたいのにおまえの瞳の奥の粘膜を、俺は今世紀最大の紳士の如く君に優しい言葉だけを心がけるが本当は本当は俺がこの世界でいちばん君を罵倒しているのは僕なんだよ、僕だけが君に最大の賛美と最大の罵倒の両極を頂点で結合させて愛情を生成できるはずなんだ、君も僕を罵倒してほしい、何回も観に来て気色悪い、いつも凝視してる気色悪い、ネイルの事とか言って気色悪い、他の娘。たちを凝視してる気色悪い、きっと無職の人なんだわ、きっとなにかいけない仕事をしてるのよ、ああ、そんな事なにひとつ、君は僕の事をコンマ一秒も想ってくれた事はないだろう、君のなかに僕がいないことを、僕の姿を君は、あの君のまえを通り過ぎるその一瞬で忘れる、ああ、だからこそ、こんなにもリアルな瞳を俺以外の男にしていると思うと、いや、実際こうして撮った本人がアップしてるその写真のなかの君を見ているとこの灼熱のなかでさえおまえを想い至るこの嫉妬で俺は凍えそうだ、俺には絶対くれないかわいい瞳できょうも君は僕をこんなにも苦しめて君へどこまでも君へ僕を引き寄せてくれる、さゆのブログのなかの君がムンクの叫びだった、君の爪の色が透明だったから君の真の乙女の色が静かにながれてた、穏やかな、おまりにも穏やかな君の乙女の呼吸のその落ち着きに、俺は君の乙女の季節の変貌をそのなにかを感じてまた恐怖してる、おまえの毎秒が革命なら、乙女の革命なら、俺は革命前夜の君の肌の路上で吐血するなにもできない若造の男だ、君の歴史のなかに一滴も傷をつけることのできない君の肌の路上で朽ちる男だ、君の季節の力強さに、俺の脈が掻き消されてゆくのもこんなにもうれしい、一瞬でも好いた女が、美しくなってゆく、有名になってゆく、女たちが幸福に向かうその脚が俺の花束を踏みにじるその音も、俺にはおまえがくれた優しい凶暴なる仕草だって今は思える、いともかんたんに、空をねじ伏せよう、君のアクセサリーが魔よけのように輝くのが好きだ、君の青い数珠が俺を直撃する、赤いネイルがナイフのように花のように君臨するのが、女の濡れる憔悴を着飾るみたいに、男に輝くアクセサリーは嫌いだ君は、君が宝石をつけるその仕草は絶対拒絶の光の護衛を召還してたじゃないか、そんな優しい乙女の爪でどうやって君は身を護れる?、その爪がナイフに変われるのか?、もう、もう、強がることも拒絶することにも疲れたか、強張った乙女の純粋な無愛想も君から香る事が無くなるのか、もっと、もっと、暗い君が美しい、暗闇にまで命を輝かす澄んで恐ろしい真顔の身体の仕草、君の全身から色が逃げ出すあの恐ろしく美しい君臨色の絶景、ああ、ああ、君の乙女の絶景に会える君の真暗闇の夜空よ、俺をその夜に、君の夜に漂わせろ、君が誘発してみせたあの絶する黒のなかに、凱旋門のまえで「モ」という紙を持っている君のそのかわいさはなんだって言うんだ、その脚の愛くるしさはなんなんだ、君のおへその凱旋花、壊れて行った逃げていった君の乙女のすべてが君の身体に瞳に凱旋してる、なんてかわいい帰還だその今だ未来への宣告だ、おんぶしてあげたくなる、お姫様だっこしてしまいたくなる、凱旋門の頂上に登って君になにを告げよう、俺は容易く君のかわいさの路頭に迷う、なにもわからない、お腹が空いた、お腹が空いた、君がかわいい、18時48分、18児58分、君から溢れ散らばった花の分身のようにあらゆる君がいっぱいにつもってゆく、写真になった君、声だけになった君、すべての時の君に20秒の間に何度も惚れて往復する、こんなんじゃこのままいつか君のかわいさのなかに時が消滅するんだろ、俺はどの君をえこひいきするだろう、優しい瞳をレンズに向けている君か、年上の男の話をしている君の声か、踊っている君か、歌声の君か、スタッフのレンズに悪戯な瞳で応える君なのか、俺の瞳に衝突してくれたあの瞳の君か、君が溢れてしまう、君がいっぱいだ、君が止まらない、君塗れだ、機械の助けを借りてでしか君のかわいい姿に会えないなんて、現像おばけ野郎の咳で焼き付けられた写真でしか君を持てないなんて、物質に君が咲いている、その物質だけがこんなにも命綱だなんて、君の体温も踊らない君の香りも瞬きしない写真でさえなぜこんなにも胸に縫ってしまいたくなる程に愛しいのか、俺の記憶のなかの君をなによりも愛してしまうが、記憶は朧気だ、かすんで、君の姿を身勝手に美しく刻みつづける、ああ、このすべての君の残り香を打ち消すきょうの君に会いたい、君だけが俺のなかの君を壊してくれる、俺が馬鹿な足掻きガキのように、よだれかけを握って離さないガキのように君の面影をこんなにも抱きしめて離さない俺から、俺から君を取り上げてくれるのは君だけだ、俺のなかのすべての君の記憶も面影もきょうの君で奪ってほしい、君の唇の現状を、瞳の現状を、乙女の現状を、その秒針を、知りたい、美しい女、君は今どちらにいらっしゃるのですか?、

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Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!