2010年8月30日月曜日

侵攻してくる現実が時を脅してその日に近づけてしまう、だけれど、俺たちはただ、娘。たちの美しさをきょうも見ただろ、娘。を見ただろ、胸に訳のわからない蟻の絵が書いたあって、早朝に、爛れた身体の欠如が感情を起伏させて惨さを娘。に見せてしまって、娘。たちのあんな瞳は見たくなかった、この世界には時も在って癌も在って、幼い少女が脳腫瘍に冒されてもうとっくに帰らぬ人になってしまっていた、その子がとてもかわいいから、かわいい顔をしているから、俺は恐ろしくなって誰でもいい胸ぐらを掴みたくなってしまうんだろ、神出てこいよ出てこいよおもてへ出ろよ、今あるなにもなにこの幸福を知るためにその番組が流れていたのなら僕はすぐにスイッチを切ればよかった、駆けつけた娘。が映った時、愛ちゃんは前列に居たからきっと、他の娘。の誰よりもカメラにえこひいきされてそのかわいさを輝かした、小さなけれども長く美しい指先の色を真っ先に僕は顕微して、きょうも愛ちゃんの爪の色が赤く無い事に一瞬にして悲しんでそれでもその笑顔の美しさに優しさに惹かれて愛ちゃんに見惚れる以外のすべての動きを止めてしまった、貯金箱を持って徳光さんたちと話しをしている時の頷く顎の無防備な細さに、愛ちゃんはこの番組がいつまでも流しつづける目を背けたくなる病魔の物語を見ていた、小窓に映る愛ちゃんの顔のその表情に俺は慈悲を見た、人間が他人の不幸の絶叫を見つめて居るときのその疑わしい顔が俺は嫌いだ、けれど、愛ちゃんも娘。たちも自らの心を疑ってはいなかった、感情が瞼のその線に火照って愛ちゃん瞳は静かに強く悲しんだ、俺はその瞳の美しさに酔いしれた、なぜ、この世には不幸と幸福が同時に息づくのだろう、俺は思った、不幸は俺の鼓動で、幸福は愛ちゃんの鼓動、けれどもそれは大きな間違いだ、むしろ、もしかしたら俺よりもずっと愛ちゃんの方が不幸を知っていたのかも知れなかった、俺は、愛ちゃんの瞳を見てそんな事を思った、そうしたら訳もわからずに涙が流れてきた、愛しいのはいつもあなたが感情まみれだからだ、感受性が豊かな鼓動在る熱の在る君たちの瞳のその鼓動、さゆは更新した、ガキさんも更新した、その言葉に泣き崩れた、愛ちゃんは誰に「ありがとう」って言いたいと問われ、またもや後列の娘。たちが見えるようにそのかわいい身体を屈めて、静かに一枚の写真を見せてこう言った「フランスで行われたジャパンエキスポの時の写真です、ファンのみなさんのおかげで行けたんで」ファンにありがとうと言いたいのだと、その事が用意された台本通りの事柄でもいい、その瞬間の愛ちゃんの瞳はたしかにただその愛を俺たちに伝えようとした、いつも、いつもそうだ、素直なんだ、あまりにも、あまりにも感情に純粋で、物語りに胸を時めかす、なんてかわいいんだろう、愛ちゃんは愛を信じてる、愛ちゃんは本気でファンにありがとうって言っている、俺はそのすべてをかけがえのない奇跡だと思った、悪意は単純でだからこそなによりも光速に波及してゆく、悪の華は一瞬で芽がでて散らす花びらですべてを抉る、そんな世界で、娘。はこんなにも娘。でいるのだと、ポニョを歌う愛ちゃんのダンスもあのジブリの曲を歌う愛ちゃんのダンスも微笑みが娘。も他のグループも置き去りに輝いた

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Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!