君が踊り俺が見惚れるという君と俺のこのこのうえなく単純な関係性の美しさも脆さ
も儚さも強靭さも、君と俺とは一瞬も恥じてはいないはずだ、君のなかに「見て欲しい」という欲求がある限り、俺のなかに「見つめたい」という欲求がある限りこの聖なる交通は途絶えることはないはずだ、俺は一個人としての俺ではない、俺という無数の賛美に蠢く男たちの賛美絶叫身体でいい、君が踊る、俺が見惚れる、この聖なる交通こそが俺と君の関係の唯一であり今のところの絶対なる蜜月なんだ、とにかく、君の美貌と愚かさとに俺が一心不乱に見惚れているその瞬間に、あなたがその瞳を、あなたにもう夢中になり存在が裸にされた俺の、俺のその姿へと、あなたの瞳が、視線が、もしも向けられたその時の、あなたが視線を下さったのかもしれないと思えるあの瞬間ときたら!、ああ、その邂逅に想いを馳せる事の心臓のどよめきときたら、あなたが俺の居る方向の部落に視線を向けたときにその周辺のすべての俺はその瞳の行方を審判するだろう、俺だ、俺を見たと誰もがその判決を幸福の失敗のなかに犯すんだ、ああ、強烈
なあの瞬間だけのあなたの瞳の厳しさときたら、あなたは集団を見つめてついにはただひとりに視線をあげるんだ、これが罪だととやかく言う奴らの幼稚なよちよち歩きのような思考にはまるっきし慄きもしないで、あなたは瞳をあげながらいよいよその瞳をその優しく乱暴な瞳を俺から俺たちから取り上げてしまうんだ!、あなたは誰も見てはいない!、あなたは何者も見つめてはいない、ああ、いよいよあなたは誰のものでもなくなった!、その事をあなたはその瞳で証明する!、ああ、永遠に訪れないようなこの瞳の邂逅よ、肉体のさよならよ、この単純などこまでも単純な関係が罪であるならばこの共犯のなかに君と俺とは彼らを置き去りにしてしまえる美しさを見つけられるはずだ、恐くはない、そうだ、恐くはない、恐くはないと言ってくれ、君が踊る、俺が見惚れる、聖なる交通、唯一の、8/1、8/1、
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自己紹介
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- Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!