2010年5月22日土曜日

5/23

彼女たちがおとす花とけりをつける事などできるのだろうか、俺はきょうも4月のむすめたちを凝視しなんとか自分の言葉のなかに今一度彼女たちのあの鼓動と俺が咳き込んだ歓喜の咳を召還させようと試みたが俺はつもる花のあとに埋もれて窒息する寸前で4月の彼女たちと交わろうとしたその瞬間にきょうの彼女たちの肉体が言葉が新たな花で俺に落雷する、彼女の花がつもる、あとかたもなくおれをうもらせる、

彼女という女の魅力とはなにか、

好きだ、愛している、抱きしめたい、という幼稚で神聖になっちまってる絶対的なこの感情以外に、彼女についての言葉を悪魔的な客観性にまで葬り去ってだ、冷静に吐いた魂の漂いのなかに投射させる程の強烈な身体的愛の労働に、ああ、身体的愛の労働!、俺の悼んだ指先が彼女を讃えられるとでも、俺は無謀にこがれ液晶の膜に4月の日々を思い出す、俺が足を踏み入れるべきなのかずっと苦悩してきた、そうだ、身体的愛の労働、彼女の魅力を語ろうとすれば魂と肉体とを繋ぐ全動脈の歪みを正さなければいけない、愛していると呟くことよりも重要な行為への責任とは呼びたくないこの行為だけが彼女の胸の花に愛をかすめられるならば、

君の魅力を語る事を、誰にも明け渡すものか、この意思がまだ生きている限り、そう最期の願いのように呟きつづけまたきょうが彼女の魅力のなかに暮れてゆく。

と、俺は言ったんだ。

したら、お前は俺のなかでこう言う。

「しかし、俺以外の男が、彼女についてなにかを知っているなどとは到底思えない、貴様ら如きに、貴様ら如きに。

彼女をどこまでも崇拝し、彼女の表現をアカデミックな領域だけに純粋化させるような美意識過剰な、まるで、教授が優秀な教え子の女学生に父性で目にかけているかのような壇に立ちたがるだけのような奴らの賛美ほど鼻につき嘘くさいものは存在しない。。。
彼女の美しさをわからないと暴言を吐く者よりも悪臭がする。。。。ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ言ってやろうかくそども、結局のところは、俺以外に彼女に対してピュアビッチガールなんて愛しい聖なる名で呼んであげる男などこの世には存在しないのだ。例え真実に踊り歌っていない自身の部屋に街に居る時の彼女がピュアピュアであろうがそんな事は重要な事ではないのだ。俺がほとんど悪魔になりながらに語りたい事は彼女のあの踊り歌う姿のその瞬間の純粋さの頂点ではないむしろ彼女の女としての恐ろしさの頂点の事なのだ。だからこそ俺ははじめからこう断りを言うだろう。彼女はピュアピュアだと。しかし、今はそんな事はどうでもいいその事はもう愛しすぎる疑いようがない真実なのだ。俺が突入したいのは彼女のおぞましさに宿る危なげな欲望の純粋さなのだ。男どもは障害のように彼女の純粋の純粋さしか語ろうとしない、しかし、俺には、そいつらがおぞましいと汚いと下品だと無かった事にしたり彼女の純粋さのなかに鎮め目をつむりひたかくそうと消滅させるその、彼らが恐れる彼女の瞬間こそ彼女の純粋さを紐解く瞬間だと思っている、貴様ら如き有機な鼓動保持生物どもは讃えるか貶すかの両極でしか彼女に迫れないはずだ、だからこそ、俺がこうして真に口を開けば、狂気だの、妄想過多だの、深読みだのと言って目を背け、なんて汚い事を、人間の男が口にする言葉ではないなどと怒り出すだろう、しかし、それこそなんてあまりにも人間的野獣さの過失だろうか、お前らはどこまでも人であるがゆえに、そこに縋るがあまりに彼女の人間離れした野獣さにその動物そのものな美に対してまでも極致になれずに愛情と物語りのなかに逃げ込みその美を証言できない過失を犯すんだ、それでは駄目だ、駄目なのだ、彼女の美しさと彼女の汚さとが彼女の踊りに告解するように誇るように爆発しているその事実を、彼女が踊りで女が美しさで男を殺戮する事まで企てているのではないかと震撼する程のあの恐ろしい美しさを、駄目だ、駄目だ、彼女の踊りを見てただ微笑み呆れ涙を流すだけでは彼女に溺れてはいない、彼女のダンスのなかに溺れたら傷だらけになるはずだ、彼女のアカデミックなバレエと異国のクラブでの深夜の情事までを想起させるその陽炎を燃やす事ができる肉体の遂行を、彼女がどこを見て歌っているのかも彼女がどうやって今なにを表現し肉体を動かしているのかもわからなくなるあの瞬間の絶望を、俺は何を言おうとしてる、そうだ、俺はこうして壊れてゆく、しかし、彼女の踊る肉体を再びこうして己の心臓のなかに放すとき俺はこうして意味不明な呪文を叫ぶ事しかできないのだ、そうだ、彼女のもっとも美しい瞬間と彼女のもっともおぞましい瞬間を見てしまったような空間そのものが彼女のなかに誘拐されたかのような、あの、あの、壮大な彼女の抱擁を、彼女について語る事が生半可ではないのは、彼女がそうした毒を秘めているからだ、俺は彼女の美しさとともに彼女の恐ろしさも語らなければいけないのだ、これを書いているのは彼女を馬鹿みたいに愛している今にも青年猶予が失効しそうなあいつじゃない、彼女に恐ろしさがあるように、こいつは、彼女の恐ろしさと対決する恐ろしい信念なのだ、彼女の愛しさと恐ろしさが完全に重なるその脈の瞬間は、彼女はたぶん彼女自身である純粋さと同様の脈拍で、いつそれが真実になってもおかしくない過去を未来を道連れにした彼女の女のあらゆる脈拍をその瞬間の肉体の躍動を肉体に歌声に瞳に呼び起こす事ができるその憑依にある、そうだ、彼女は彼女に女を憑依させる、彼女は自分のあらゆる女の可能性に憑依できる力を持っているのだ、その瞬間彼女は華麗にどこまでも澄んで迷子になり確定する命から解き放たれ透明になってゆく、彼女は命を全方向に向ける、みおとしなく、ひとつの絶対温度に結晶かするどころか彼女はあまりにも自由に彼女のあらゆる魅力のなかに行方をくらます、彼女は彼女であり彼女ではなくなる、彼女はそこに存在しながらに不在になる、それでも恐ろしい事に彼女は強く存在しているのだ、そしていよいよ、汚い状況下の鼓動を醸し出し、その瞬間が彼女を興奮させる、彼女は興奮してる、彼女は今ツアーによってむすめの○ちゃんという存在意思の向こう側に、向かってはいけない領域にまでむすめで居るその瞬間に今まで踊ってきたむすめのダンスを道連れにむすめとして踊り歌うその表現時間によって到達してしまったのだ、彼女にとってはいままで、犠牲にしなければいけなかった肉体の動きをその表現をとうとう踊ってしまったのだ、ここ数年にじわじわとくすぶりながら時折顔を見せていたその恐ろしい瞬間をとうとう彼女自身が彼女に許してしまったのだ、それはもはやエロかわいいですらない、彼女はエロかわいいという言葉に我々が頷くようなロジカルな文脈を用意していた訳ではなかった、これは一つの誓いの呪文のようなものだったのだ、先輩からの助言によって彼女のなかに強く意識化されまるでくすぶる欲求を透かされたような想いを抱きながらもっと自分を出してもいいのではないかというその願いとも言える意識へ自分を解き放つ事のできる喜びのなかで彼女はとうとう彼女が禁止してきた領域のおぞましいまでの女であるその揺るぎない真実の瞬間までもを踊り歌ってしまったのだ、あの彼女を見てもなお、彼女のとてつもない力に、それがどんな距離の取り方であってもだ、震撼しない野郎はもはや完全に表現とともに生きてはいけない死人なのだ、今ツアーで彼女が巻き起こしたのは今まで「○○劇場」などとくそ頭の緩い美意識劣化神経退化野郎どもが容易く呼んでいたあの彼女の表現では完全に、完全に無かった、そして、全ツアーで俺たちが賛美した彼女の表現でもけして無かった、この彼女の遂行は。。。。。ああ、ああ、こんな事がおまえに本当に書けるのか?、彼女を愛しているおまえにこんな事が、彼女が地球に騎乗する瞬間おまえも興奮したはずだ、彼女は地球に乗馬した、そして、そして、彼女はまた彼女に戻ってくる、彼女は戻ってくる、まるで彼女のなかにあるすべての女の悪の可能性と一騎打ちをし打ち勝ちとうとう彼女の魂の純粋な安らぎのなかに彼女を護り通したのだと、おまえは彼女のすべてを見てしまったかのようだったと、おまえはその事実をどうやって言葉にするんだ、結局、貴様はあの瞬間に彼女に完全にすべてを禁止されたのだ、おまえはやっぱりこうして恐ろしいまでに彼女とは遠く離れた存在の事を綴っているかのような言葉しか書けないのだ、貴様は一言も彼女について書けてはいない、貴様は能なしだ、きさまごときそんざいがかのじょのにくたいのまえでうたごえのまえでそのひさんなしこうとむぼうなかんじょうといまにもいきをひきとりそうなげんごでは、なにも、なにもできやしないのだ、きょうじゅつしろ、すなおに、おまえはかのじょがおどるときかのじょのうちゅうのなかであかごになったのだ、」

また違う奴が言う。

「↑おまえの意見などくそだ、なぜなら、今ツアーの彼女ほどに感情が誘発した野獣さの意識不明に立ち向かった彼女はいなかった、彼女は自らの奥底から湧き上がる凶暴な輪郭に無我夢中になるのではなく、彼女の強靱な意思によって彼女自身だけを強く揺るぎなく宿し、彼女のなかに今の彼女の乙女の血潮以外にはどんな女の時間も感情も憑依する事を許さなかったのだから、彼女は最後の最後まで、彼女自身の肉体の乙女の文明で野獣になってしまうその寸前でなおも彼女自身で居続ける事ができたのだ、その事は、彼女が重力さえ従わせその絶対なる法則をも歪ませたあの着陸する姿を見れば一目瞭然ではないか、彼女は穏やかだった、あれは肉体の野生ではない、あれこそ彼女の肉体の文明だ、踊りながら離陸し着陸するというその行為は、彼女がただただ彼女を踊ったその到達だ、愛して愛しての時の彼女をおまえは見たか、あの彼女の、今の彼女の性をそのまま見てしまったかのような、あの瞬間の彼女はけして彼女以外の女の性を憑依させてなどいなかった、背伸びも誇張もなくあの踊りの聖なる香りは彼女の性の背丈だったのだ、踊りの体温も、踊りの年月も、彼女は一切の憑依を許さなかった、彼女はただ彼女の迸りを踊れていたのだ、」

言う。

「あなたたちの言っている事が私にはわからない。私には、野獣だの、乙女だの、人間だの、領域だの、純粋だの、性だの、私にはあなたたちの言っている事こそがこの世界でもっとも彼女の表現に遠い言葉のような気がしてならない。あなたたちは一刻もはやく彼女について沈黙したほうがいい」

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Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!