2010年8月4日水曜日

地上の誑惑どもが君の乙女状態を不可視断層に隠しやがって俺からそのフォルムを遠ざけてくるが、俺が空に君の乙女発見透影剤を打ち上げ刺さなくとも、君が、俺が本当に駄目になりそうなその瞬間に、君が、君によって、君の乙女のそのリアルな鼓動を俺に知らしめてくれる、俺の心臓の心音のうえに上書きされる君の乙女の鼓動で俺は、俺の心臓には君で精製された蝋燭が刺さってる、俺がリアルに目のまえで躍動している君に会えた8/1から時の遮絶の野郎が、俺のなかから君の火を吹き消しにかかってる、君を淡い鼓動に、思い出だなんて言うあんな酷い不愛の鼓動に還すだなんて我慢できない、あの何コマかの瀕死の動き、あの重さだけを残した2色の、思い出なんかに君を渡さない、君を離さない、君を閉じ込めたりしない、けして手放しはしない、8/1に君に点けてもらった君の乙女の輝きの火を俺は心臓の蝋燭に燃やしている、君の唇のように強く静かに燃える火、圏外とはじめて会った夜の帰り道に奴と話した事を奴は憶えてるだろうか、映画が好きだと言った俺に奴は「ノスタルジア」の監督の話をしたが、俺はまだ奴ほどその監督の作品は見ていず、数十歩の合間に奴と話せる唯一が「ノスタルジア」だった、やがて俺たちは、あの映画のなかで窪んで干からびた場所で、男が蝋燭の火を対岸に消さないように消さないように何度も歩いてゆくシーンの話をした。。あの動き。。あの動きだ。。。祈りの。。。絶叫の。。。俺たちの。。。俺たちの居る場所、対岸の先には君のかわいい足の指、赤色のネイルで飾る君のかわいい足の指、対岸、蝋燭の火、火、火、この話がすべて出鱈目でも、たしかに俺たちはその話をずっとしてる、ああ、君よ、乙女、愛、愛、君が俺に宿した命の火はやがて息途絶えてしまう、だから、時折消えてしまうその蝋燭の残り香の焦げた香りに見えぬ会えぬおまえのすべての乙女の仕草をその音を熱を意志を俺は見つけて喰らいつくように嗅ぐ、また火を点けてくれ、踊る髪の火花、君の乙女の汗の飛び火、君の瞳の絶対色の乙女融点温度の火の息、だから、ああ、だから俺は君に時々会って、君の瞳からその火をわけてもらうしかないんだ、君の乙女の火、君があの日俺の心臓に恋の時限爆弾の信管のように刺し込んでくれた君の命の乙女蝋燭、俺のなかに灯る君の乙女の火、君を灯す乙女蝋燭、君の甘い体液と君の涙が結晶した乙女蝋燭、君の火、君の乙女の火、俺に君の火をつけてくれ、俺のなかで燃えていてくれ、この火だって最期に完全に吹き消すことができるのは君だけなんだ、いつか、いつか、それまでは、俺のなかで燃える君のかわいい乙女の火、

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Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!