2010年8月26日木曜日
ファッショナブル打ち上げ会
彼女の美しさに俺が生きる力を与えてもらえる優しいその季節はとっくに過ぎ去り、俺にはもう彼女の美しさのまえでただ滅入る事しかできなくなってしまったのかもしれない、こんなはずじゃなかった、俺は世紀の歓喜のお調子者のように顔面を笑みで歪まして彼女の名をこの世のなによりも気高い重要な音のように絶叫しただろう彼女の美しさを見れるその時には、それなのに、俺ときたら、この夏の彼女の美しさを睨むように強く拒絶を奮わせて愛した、あの髪が憎い、あの瞳が、あのかわいい言葉の支離滅裂も、自分を語る時の乱暴な自己否定も、視界の男に敬語ではなくため口のように話しをしてしまった時には男は彼女に「俺たち、友達かなんかでしたっけ?」そう言った、おまえは、ジャイアント馬場がわからずに司会の男に何度も助けを求めて、耳元でささやきとこたえを要求したんだ、帰ってきてら、朗読劇のチケが届いてた、ここ最近の握力と圏外の家に突然にお邪魔してしまう事の俺の無作法と暴力的な居座りは、彼らにとっては迷惑でしかないのかもしれない肉体の蠢きだろうが、俺にとってはとても助かる夜だった、若者、青年、俺にはとっくに逃げ出した魂のなにかの美しさが奴らにはある、俺はそれに触れて思い出す、俺は滅入っていたが俺はまだ人間なのだ、喋れるし酒も飲めた、見知らぬ音楽、魂を忘れるためのものではなく魂を見つめてしまう音楽、俺は思い出す、強くなにかを、俺がまだ彼女程の年齢だった頃を、理性を蒸気に惑わして、不意に現れた意思の結核に、整列して敬礼して俺は無理だって吠えた、もう無理なんだ、すべてが無理だ、夏の日射しの格子状の光線に歩くたびに肉体も魂も刻まれてゆくみたいなんだ、こんな世界であなたは生きているのですね、立派に、君はとても高価な服を買うだろう、君の住むマンションの鉄筋を俺の精液で腐食させてやる、大震災の時に君を救えるのは俺だけだ、サルが出るらしい、知るか、猟銃で撃てばいい、結局、suicaに沈殿する君の線路の、俺はもうだめだ、君を愛せない、はじめから君を愛する事など不可能だったんだ、俺には一度しか恋をする魂の強度しか与えられてなかった、復活、延命、俺が君を愛した目的はなんだろう、君の肉体を抱きたかっただけなのか、君のおしりにかじりついて、君を罵倒して、君を介して女を罵倒して、最後には女しかこの世に絶賛し愛せるものなど存在しないのだと君のおしりに縋ったんだ、俺は、動物的癇癪で君を見つけた、君の動物的な香りだけが俺を物語からも恋からも俺を苦しませたすべての人間的な行為からその文明から救ってくれた、けれど、今となっては、この夏、君のおしりこそがこの文明のなかでもっとも人間的な文明的な美しい鼓動なんだ、意思を持った、女の意思を持った、君のおしりこそ僕には文明だった、君の右胸(誰から見て左だ右だどこだ)のうえのほくろのあの気高い黒い光に見惚れていれば俺は君の深淵におちてゆく、俺は、俺は、君を知らない、そうだ、君を知らない、君はヲタを叱ってみせた、B列だったから、あんなに狭い会場だったから、もしかしたら普通のコンサートの最前よりもずっと距離が近かった、君は、あの空間に用意された俺と君たちの唯一の繋がれるおもちゃである風船を、ヲタがジュンジュンに飛ばして、それが強く静かにジュンジュンにぶつかってしまった時、ヲタの方に身を出して、「そんな事しちゃだめです!」と微笑みながら怒った顔をしたね、俺はずっと君の怒った顔が見たかったから心のなかで歓喜の絶叫をしたんだ、無様に勝手にヲタが放つ風船は愛情のわがままな軌道でジュンジュンの頭に当たった、君は怒った、俺はまるで、俺の身勝手な君への愛情に君が怒っているようだと思った、あの風船の軌道、ジュンジュンに向かって銃弾のように一直線に特攻してしまうあの風船の軌道、ジュンジュンに当たってどこかへ飛んでゆく風船の軌道、俺の眼差し、君は一度たりとも俺を見つめてはくれなかった、俺は存在しなかった、俺が身の程知らずに望んでしまう君の眼差し、君の瞳の色、俺はただ、君に見惚れる事しかできなかった、さみしい日を歌う君が1メートルちょっとくらいにも感じられるその距離で歌ってくれた時、俺はたぶん、俺はきっと、もう、そこで帰らぬ人になったんだ、君以外にはもう帰れない、俺はもう、君以外に帰れれない、俺の愛情はきっと、ステージに駆け上がって、君に愛を告げる狂気の別れの告白でしか君に知ってはもらえないだろう、俺が身体の魂の健康を保つために君をどこまでも軽やかに健全に愛しているファンだと思われても、君を思うたびにこんなにも死にそうになっている事は永遠に君に知ってもらう事はできないだろう、その方がいい、だけれど、その覚悟は他のすべての覚悟よりも俺には辛い決心だ、愛しても愛しても、その愛が抱かれる事も壊されることもない、いっその事、いっそ、ただ、そうやって呪いながら別れを待つしかないね、いつか、いつか、やってくるだろう、君をどうでもいい女と思ってしまう日が、だから、きょうは、まだ、まだ、こんなにもおまえを誰よりも愛してる事を、おまえこそが今夜の俺にとってかけがえのない女だって真実だけを、俺にはこの鼓動しか許されてはいないんだ、俺はもうこの鼓動しか自分に許したくはない、俺がもしも君を否定するなら俺はこの集合体をバラバラに破滅させてしまいたい、俺は無人になればいい、無になればいい、君を讃える全領域の聖なる魂がなにかの拍子に跡形も無く君を拒絶するなら、俺は俺を壊す、愛ちゃん、愛ちゃん、ほんとはね、微笑む事も泣くこともできないんだ、感情なんてどうやって発露させればいい、花なんてただの露出狂だ、月なんて永久割れ目だ、街を歩く女の人全員を拉致してしまいたい、あんずちゃん、あんずちゃん、どうでもいいんだ、女を際限なく求める俺の発作が鎮まることだけを願ってる、ミックスフライ、エッチ揚げ、君の爪に赤を取り戻せ、ああ、ああ、君が何者でもかまわないとさせ思ってしまった、君が娘。でなくとも今の俺は君を愛してしまうだろう、俺たちはもう惨い愛情のなかに居るんだ、互いを聖なる純粋で凶悪な資本の領域とそれを越えた感情の決意の打ち寄せのなかで、見つめ合い、許し合い、どうする事もできずに、君は踊り俺は拍手をした、幾度もだ!、この数年か!、何度も!、どんな夜でも!、君は踊った、俺は拍手をした、全霊で、互いに身が滅びるかもしれない強烈な愛の遂行で、俺らは若いだろ、愛ちゃん、俺らは若いだろ、こんなにも、こんなにも、無様に、おこがましく、この世界で、この時代で、俺たちは、土日にどこかの会場で会うんだ、俺は愛に貪られ、君の最大の敵になってしまうかもしれない、このまま、君を讃えているのか貶しているのかわからない、ただの蠢きに、絶叫に、ただの、ただの、俺に、俺に還ってしまうかもしれない、その時は、迷わず俺は俺を狩るから、その瞬間の俺の言葉を一生、このまま見つけないでいてくれ、君に出会いたくない、君に会いたくない、君に惚れたくない、君が君が君が、君が俺を制圧する、どこまでが俺でどこまでが君なんだ、君がいっぱい、俺のなか、瞼を閉じろ、魂を塞げ、君が出でる、毎秒ずっとかわいい企みで、ポッケのデニムホットパンツをずっとはいていてくれ、君の23時56分、君のラジオがもうすぐはじまる、
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- Dear Morning Musume。 君のキャワキャワをキャッチだぜ!